骨盤(仙腸関節)についての私見

カテゴリー │坐骨神経痛腰痛股関節骨盤矯正

おはようございます!

よく患者様から骨盤に関してご質問がありますので、私なりの意見を綴ってみました。

仙腸関節という場所があります。
よく骨盤がずれるといわれるというところじゃないかと思います。
 
仙腸関節は隙間がないくらい仙骨と寛骨という2つの骨がくっついております。

実際この関節の隙間を皮膚の上から触る事は不可能です。

そして関節の種類として平面関節と呼ばれる種類となります。平面と言われると何か関節の面が滑りそうな感じがしますが、お互いの接する面はガタガタの凸凹のため滑る事は難しいのではないかと思います。

次に仙腸関節は離開(離れる)するか?という事ですが、多分難しいです。
おそらく日常生活においての良く言われる不良姿勢の反復や、スポーツ等による急激な衝撃程度ではビクともしないでしょう。その程度で外れたら骨盤内臓器は危なすぎると思います。

実際解剖実習でも骨盤は動かないですし、人間ではないですが私の鍼の師匠が狩猟で獲ってきたシカかイノシシの骨盤を死後硬直前にグイグイ動くかやってみましたが、結果仙腸関節ではなく骨盤が割れたそうです。

ちなみに唯一骨盤の仙腸関節が離開するのは産前産後の約二ヶ月くらいじゃないかと思います。これに関しては、ホルモンの作用で開いて閉じますので、特に何もしなくても大丈夫ですので、ご出産されましたお母様には骨盤に関しては何にも不安になってほしくないと思っております。
極稀に恥骨結合離開という症状がございますが、100例に一例くらいですので…

あとこれは本当に私見ですが、仙腸関節炎という症状がございます。
関節炎なので細菌性のものでなければ、仙腸関節に強い外力が加わったいわゆる捻挫という状態だと思うのですが、上記の説明に沿っていくと、とんでもない外力がかからない限りこの関節が捻挫に起こるような炎症は無いのではないかと思ってます。
ですので、私は仙腸関節付近を通る多裂筋から起こる痛みなのではないかと思っております。これでしたらいわゆる腰痛症と同じような原因で起こっても何ら不思議ではありません。

骨盤(仙腸関節)についての私見

本日月曜日も通常通りのお時間(9時〜12時 15時〜20時)で受付致しております。

どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

お電話は0534544363にて随時受付致しておりますのでどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

場所でございます

グーグルマップが一番正確でございます。m(_ _)m


当院は保険によるはり、きゅう施術を受ける事ができます(^^)



当院の訪問鍼灸及び施術に関するブログは



同じカテゴリー(坐骨神経痛)の記事
5月15日の記事
5月15日の記事(2015-05-15 08:05)

予約開始!
予約開始!(2013-06-19 14:49)

クリスマス2012
クリスマス2012(2012-12-24 11:32)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
骨盤(仙腸関節)についての私見
    コメント(0)